「中身も伴ってます!」 New York Dolls/New York Dolls
このところ、毎日のように雨が降って陸上の練習がままならず、焦っています(^^;)。しかも、いろんな仕事も「次から次へ」で、かなり参っている今日この頃(@_@)。
今夜もこれから仕事ですが、その前に、「ちょっとでもモヤモヤした気持ちを払拭しよう」と、今日はニューヨーク・ドールズの1stを聴いています。
グラムロックの走りだとか、パンクロックの序章(本当にパンクなのは、ジョニー・サンダースがソロになってからですが)だとかと言われるニューヨーク・ドールズですが、このアルバムは、実に「ロックン・ロール、バリバリ!」という感じでご機嫌です(^^)!
特に、1曲目の「Personality Crisis」は出だしから滅茶苦茶カッコいいです!!ドラ(シンバル?)の音と同時に始まる前奏のギターのリフ。そしてロックンロールなギターにすかさずピアノがかぶさり、さらにそこへデヴィッド・ヨハンセンのシャウトが!もう、完璧、数秒でノックアウトです!(それにしても、ジョニー・サンダースのギターに負けないくらいカッコいいピアノは誰が弾いているのだろう?私は、その辺のところはあまり詳しくないので「やっぱりプロデューサーのトッド・ラングレンかなあ?それとも、シルヴェイン・シルヴェインかなあ?」なんてことをいつも考えながら聴いています(^^;)。)
「Personality Crisis」のあまりのカッコよさに、私はこのアルバムを聴く度に、いつも「ああ、1曲目って大事だなあ…。1曲目がカッコいいと、その後の曲もさらに光って聴こえるもんなあ…」などとしみじみ思ってしまうのです。
そして、さらに言うと、「Personality Crisis」以外の曲も全てカッコいい、このアルバム。捨て曲一切無しの傑作です!ニューヨーク・ドールズのことを「へたうま」なんて言う人もいますが(確かにそうですが(^^;))、実は結構演奏はしっかりしてるし(特に、ジョニー・サンダースのリードギターとシルヴェイン・シルヴェインのリズムギターの絡みは最高!)、1曲1曲のメロディーもとってもいいのです。
モリッシーがニューヨーク・ドールズのファンクラブの会長だったというのは有名な話で(この間のニューヨーク・ドールズの再結成もモリッシーの呼びかけで実現しました)、キッスやエアロスミスがニューヨーク・ドールズの前座だったなんていうのもかなり有名な話だし、地球上のいたるところに「○○ドールズ」なんていう名前のバンドが溢れているという事実からしても、ニューヨーク・ドールズがいかに大勢のミュージシャンに影響を与えているかが分かります。
2ndアルバムがこけてしまった後、マルコム・マクラレンに「全身真っ赤野郎」にさせられてしまった彼等ですが(^^;)、デビューアルバムでの彼等の演奏は無敵です!女装やラメの衣装も、全身真っ赤なレザーという格好に比べたら、何万倍もカッコいいです(^^)!!
カッコだけでなく、しっかり中身も伴っていたニューヨーク・ドールズ。「ストーンズが女装して下手になったようなバンド」、なんて言ってはいけませんよ(^^;)。
ニューヨーク・ドールズは本当にカッコいいバンドなんですから(^^)!食わず嫌いで、もしもまだ聴いたことがないという人がいたら、是非先入観を捨てて一度聴いてみてほしいです。
ボ・ディドリーの「Pills」の前奏でいきなりハープを吹いてしまうなんていう、ご機嫌な演奏にきっと参ってしまうと思いますよ(^^)。(他のアルバムでは、オーティス・レディングやソニー・ボーイ・ウィリアムスンなどの曲もカバーしているニューヨーク・ドールズです!)
試聴はこちら
<ROCK>
New York Dolls/New York Dolls (1973)
1. Personality Crisis
2. Looking for a Kiss
3. Vietnamese Baby
4. Lonely Planet Boy
5. Frankenstein
6. Trash
7. Bad Girl
8. Subway Train
9. Pills
10. Private World
11. Jet Boy
今夜もこれから仕事ですが、その前に、「ちょっとでもモヤモヤした気持ちを払拭しよう」と、今日はニューヨーク・ドールズの1stを聴いています。
グラムロックの走りだとか、パンクロックの序章(本当にパンクなのは、ジョニー・サンダースがソロになってからですが)だとかと言われるニューヨーク・ドールズですが、このアルバムは、実に「ロックン・ロール、バリバリ!」という感じでご機嫌です(^^)!
特に、1曲目の「Personality Crisis」は出だしから滅茶苦茶カッコいいです!!ドラ(シンバル?)の音と同時に始まる前奏のギターのリフ。そしてロックンロールなギターにすかさずピアノがかぶさり、さらにそこへデヴィッド・ヨハンセンのシャウトが!もう、完璧、数秒でノックアウトです!(それにしても、ジョニー・サンダースのギターに負けないくらいカッコいいピアノは誰が弾いているのだろう?私は、その辺のところはあまり詳しくないので「やっぱりプロデューサーのトッド・ラングレンかなあ?それとも、シルヴェイン・シルヴェインかなあ?」なんてことをいつも考えながら聴いています(^^;)。)
「Personality Crisis」のあまりのカッコよさに、私はこのアルバムを聴く度に、いつも「ああ、1曲目って大事だなあ…。1曲目がカッコいいと、その後の曲もさらに光って聴こえるもんなあ…」などとしみじみ思ってしまうのです。
そして、さらに言うと、「Personality Crisis」以外の曲も全てカッコいい、このアルバム。捨て曲一切無しの傑作です!ニューヨーク・ドールズのことを「へたうま」なんて言う人もいますが(確かにそうですが(^^;))、実は結構演奏はしっかりしてるし(特に、ジョニー・サンダースのリードギターとシルヴェイン・シルヴェインのリズムギターの絡みは最高!)、1曲1曲のメロディーもとってもいいのです。
モリッシーがニューヨーク・ドールズのファンクラブの会長だったというのは有名な話で(この間のニューヨーク・ドールズの再結成もモリッシーの呼びかけで実現しました)、キッスやエアロスミスがニューヨーク・ドールズの前座だったなんていうのもかなり有名な話だし、地球上のいたるところに「○○ドールズ」なんていう名前のバンドが溢れているという事実からしても、ニューヨーク・ドールズがいかに大勢のミュージシャンに影響を与えているかが分かります。
2ndアルバムがこけてしまった後、マルコム・マクラレンに「全身真っ赤野郎」にさせられてしまった彼等ですが(^^;)、デビューアルバムでの彼等の演奏は無敵です!女装やラメの衣装も、全身真っ赤なレザーという格好に比べたら、何万倍もカッコいいです(^^)!!
カッコだけでなく、しっかり中身も伴っていたニューヨーク・ドールズ。「ストーンズが女装して下手になったようなバンド」、なんて言ってはいけませんよ(^^;)。
ニューヨーク・ドールズは本当にカッコいいバンドなんですから(^^)!食わず嫌いで、もしもまだ聴いたことがないという人がいたら、是非先入観を捨てて一度聴いてみてほしいです。
ボ・ディドリーの「Pills」の前奏でいきなりハープを吹いてしまうなんていう、ご機嫌な演奏にきっと参ってしまうと思いますよ(^^)。(他のアルバムでは、オーティス・レディングやソニー・ボーイ・ウィリアムスンなどの曲もカバーしているニューヨーク・ドールズです!)
試聴はこちら
<ROCK>
New York Dolls/New York Dolls (1973)
1. Personality Crisis
2. Looking for a Kiss
3. Vietnamese Baby
4. Lonely Planet Boy
5. Frankenstein
6. Trash
7. Bad Girl
8. Subway Train
9. Pills
10. Private World
11. Jet Boy
この記事へのコメント
これだけでも聞く価値ありますね!
特にジョニ・サン好きの自分としては!
いやあ、懐かしい。
Punk小僧の頃、良く聴いてました。
グニャグニャな輸入盤で、音も波打ってました!(笑)
それでも、らしくて、まっ、いいっか!って感じで。
ジャケも気持ち悪かったなあ・・・・。
いま店頭に並んでいるリマスター盤(?)でしょか、
レコ屋で1stを視聴したら少し音が良くなっている印象でした。
ライブは過去に出ていないものなのでしょうか、わたしはこの味のある演奏が好きなもので。
パンク少年にとっては、スーパーなバンドでしたよね!何て言ったって、ピストルズ以前なんですから(^^)!!
ジョニサン、カッコよすぎです!歌が下手なのも許せちゃいます(^^)。
テレビジョン、ドールズ、そしてヴェルベット!あとドアーズ!憂いのあるアメリカンロックはみんなカッコいいですよね!!
同意してくださってありがとうございます(^^)!!生演奏は絶対下手なんでしょうけれど、上手い下手ではなくて、やっぱりカッコいいんですよね~(^^)!!
「Paris is burning」というライブアルバムが出ています。セカンドからの曲が中心ですが、なんと「フーチー・クーチー・マン」なんかも演ってます!
あと、「NEW YORK TAPES '72-'73」とか「リップスティック・キラーズ」なんかもカッコいいですよ~(^^)!
リンク貼ったよー(^^)!
コータの記事も書いたから読んでくれ(^^)!
なるほど!
>アメリカにグラムはない
勉強になります(^^)。
毒々しいロックンロール、私も最高だと思います(^^)!!
わー、ドールズのファーストの記事書いている人って、結構いるんですね!うれしい!私もTBさせてください!
はじめまして!
ブログ拝見しました!
筋金入りのファンなんですね!
私も負けないように、これからも聴きまくらないとって思いました(^^)。
これからもよろしくお願いします(^^)。